日本で通じていてもアメリカでは通じない!間違ったカタカナ英語を直せ!

参考文献:
三省堂デイリーコンサイス、研究社NEW COLLEGE新英和中辞典、
ROGET`S 21st CENTURY THESAURUS (逆引きもして確認した上で掲載しています)
更に日本語検定を持つネイティヴの友人に確かめる事もあります。

注:発音が判り易いようにカタカナで表記しています。でもちょっと適当な箇所もあります。

ハートフル ⇒ ハーティー、ハートフェルト(苦痛に満ちた 「hurtful」と聴こえてしまいます)
ガスボンベ ⇒ ギャス・ シリンダー、ギャス・ ボトル(ボンベはドイツ語)

ジェンダーフリー ⇒ ジェンダー・イクォリィティー(平等という意味)

駅のホーム ⇒ プラットフォーム
リホーム ⇒ リモデル、リビルド

バージンロード ⇒ アイル(廊下の意)

ベビーカー ⇒ ストロウラァ

セットメニュー ⇒ コンボ(コンビネイションの略)
(ホテルの)フロント ⇒ チェックインカウンター、フロントデスク (フロントだけだとホテルの前になります)
ペンション(宿泊施設) ⇒ ボーディング・ハウス (英語圏ではペンションには年金という意味が強い)
ノースリーブ ⇒ スリーヴレス
メルヘン ⇒ フェアリーテイル
ファンタジック ⇒ ファンタスティック、ファンタスティカル
マイナスイオン ⇒ ネガティヴ アイオン
ペーパードライバー ⇒ 該当する物が見当たりませんが、日曜だけのサンデイ ドライヴァーでは?
ミキサー ⇒ ブレンダー
ペアルック ⇒ dress in matching outfits

フリーダイアル ⇒ トール・フリー・ナンバー

スペーシー(宇宙的) ⇒ コズミック (スペーシーは精神的に散漫な人の事)
コンセント ⇒ アウトレット
オルゴール ⇒ Music box
オールバック(髪型) ⇒ スウェプト・バック (Swept=Sweep 撫でるの過去分詞)
ホック→フック (英語に疎い人の“Hook”の読み方がまずかったんですね)
アメリカンドッグ ⇒ コーンドッグ
ムーディー(雰囲気の良い) ⇒ 正しい意味は気分屋、機嫌が悪い、気まぐれ。 勝山さんご注意あれ。
ストレート ティー ⇒ ブラックティー 日本で「紅茶」と言えども、欧米諸国では黒と認識しています。
ワンクッション置く ⇒ これは英語で相当する物が見付かりません。在ったら教えてください。
ペットボトル ⇒ プラスティック ボトル (PETはpolyethylene terephthalateという材質の略)
ハンバーグ ⇒ ハンバーガー
レディースクリニック ⇒ ガイノコロジスト(gynecologist) クリニックだと体育会系の訓練部門だそうです。
オブラート(で包む) ⇒ シュガーコート
スキンシップ ⇒ フィジカル コンタクト
ブラックアイズ(瞳の色) ⇒ ダークアイズ (ブラックアイズだと目の周りの青タン)
ビジネスホテル ⇒ バジェット ホテル
ペットボトル ⇒ プラスティック ボトル
ペーパーテスト ⇒ ゥリトゥン テスト (Written test)
ライブハウス ⇒ クラブ (ウィズ ライヴ ミュージック)
ブックカバー ⇒ ブック・ジャケット
ソシアルダンス ⇒ ボールルームダンス
ツーペー ⇒ キャンセル、オフセット(イーチアザーズ アカウント)/英語でツーペーとはカツラの事を言う
パニックムービー ⇒ ディザスタァ ムーヴィ
レントゲン ⇒ エックス レイ ピクチャー (要するにX線写真・レントゲンはその発見者の名)
ミスコンテスト ⇒ ビューティ パジェント
マロン ⇒ チェストナッツ (マロンは仏語) 因みに栗羊羹を食わせた米国人の質問にマロンではダメでした
ピエロ ⇒ クラウン
ストーブ ⇒ ヒーター
テイクアウト ⇒ トゥ ゴゥ (To go) 因みに欧州ではテイクアウトで良いみたい
アイスキャンデー ⇒ パプシクル

リサイクルショップ ⇒ スリフト ショップ、セカンドハンド ショップ

フリーサイズ ⇒ ワンサイズ・フィッツ オール
ワンパターン ⇒ ワントラック・マインド

ダンボール ⇒ カードボード

ベビーカー ⇒ ストロウラァ

ラジオカセット ⇒ ポータブルステレオ(通称ブーンボックス)
フリーダイアル ⇒ トールフリーナンバー
リュックサック ⇒ バックパック
ハンディフォン ⇒ セルラー(通称セル)、モォボォ(モバイル)

ポケットベル ⇒ ビーパー、ペイジャー

ナンバーディスプレイ ⇒ コウラァ アイディ (Caller ID)
シール ⇒ スティッカー (シールはピッタリ塞ぐの意味)

シルバーシート⇒ プライオリティ・ シート

ゴム ⇒ ラバー

シャープペンシル ⇒ メカニカル・ペンシル
ユニーク ⇒ ストレンジ (日本と反対に英語でユニークはとても良い賛辞)
ペアルック ⇒ ヒズ アンド ハーズ
リップクリーム ⇒ リップバーム、チョップスティック(の方が一般的…商品名ですが)
スキンシップ ⇒ フィジカル コンタクト、クロース リレイションシップ (スキンシップだと性的な意味かも?)
オーダーメイド ⇒ テイラーメイド
クーラー ⇒ エアー・コンディショナー (略してA.C.)
マラソン ⇒ ジョギング、ロングディスタンス・レイス (42.195キロ走るのならマラソンで正解)
コンセント ⇒ アウトレット、ウォールソケット
モヒカンカット ⇒ モーホゥク
キッチンペーパー ⇒ ペイパァ・タオル
パンティストッキング ⇒ パンティホーズ
グラマー ⇒ グラマラス("豪華な"という意味合いなので、魅力的な体型という意味は間違い)
クレーム ⇒ コンプレイン (クレームは文句ではなく、主張)
マニキュア ⇒ ネイルポリッシュ(間違いではないが後者が一般的)
フローリング(床) ⇒ ウドゥンフロア
カイロ ⇒ ヒートパック (懐炉は日本語です)
ブックカバー ⇒ ブックジャケット
アベック ⇒ カップル (アベックはフランス語で「With」の意味)
ゴールデンタイム ⇒ プライムタイム
イメージチェンジ ⇒ メイクオーヴァー
コンクール ⇒ コンペティション、コンテスト (コンクールはフランス語)
リフォーム(家の増改築) ⇒ リモデル (リフォームは改心、改革、法的改正)
サークル(同好会) ⇒ クラブ
マネージャー(部活動で) ⇒ ケアテイカー (マネイジャーは"経営者")
ブーム ⇒ トレンド、カレント、ヴォウグ、ポピュラリティ (ブームとは騒音や爆発を指す)
ゲームセンター ⇒ アーケイド (日本の商店街は"ショッピング ディストリクト ウィズ アーチ"が妥当か)
サマータイム ⇒ デイライト セイヴィング タイム (英国ではサマータイムで良いらしい?)
ゼッケン ⇒ プレイヤーズナンバー
パソコン ⇒ PC、IBM、MAC、コンピューター
ノートパソコン ⇒ ラップトップ/ノートブック コンピューター
ホームページ ⇒ ウェブサイト (HPと略すのは最悪で、ホームペイジとはサイトのIndexを指すそうです)
ティッシュペーパー ⇒ ティシュー (ペイパァと付けると包装紙、トレイシング紙の意味なので通じない)
セロテープ ⇒ スコッチテイプ (3Mの商品名だが一般に浸透し過ぎてセロフィンティプでは既に通用しない)
パーソナリティ (司会) ⇒ チェアマン、ディスクジョッキー/DJ (ラジオ)
タッチ (関与する) ⇒ パーティシペイト、カンサーン、アソシエイト等 (タッチは間違いではないが不適当)
PR ⇒ プロモウション
ナイーブ ⇒ センシティヴ (ナイーヴは「子供っぽい」、「思慮の足りない」の意味)
バッティングセンター ⇒ バティングケイジ
ジャストミート ⇒ ヒット ウィズ ア スウィートスポット
カンバス ⇒ キャンヴァス
ファミリーレストラン ⇒ レストラン (ファミリーは不要)
トランク ⇒ スーツケイス
シャム(猫) ⇒ サイアミーズ (キャット)
シャム(双生児) ⇒ サイアミーズ (トゥインズ)

X`mas ⇒ Xmas (Xはキリストを表すので「`」で省略するのは不適当 「Christmas」と書きましょう)

バージンロード ⇒ アイル・・・飛行機座席の通路側と同じく、通路の意味
アイマスク ⇒ スリーピングマスク
マカロニ ウェスタン ⇒ スパゲティ ウェスタン・・・イタリア製西部劇の事
SF(映画) ⇒ サイ・ファイ (ムーヴィー)・・・サイエンス・フィクションの略
ミイラ ⇒ マミー
マジックテープ ⇒ ヴェルクロ
カメラマン(写真家) ⇒ フォトグラファー
TEL ⇒ Phone
ビデオデッキ ⇒ ヴィデオプレイヤー ⇒ VCR (ヴィデオ カセット リコーダーの略)
アルバイト ⇒ パートタイムジョブ
フリーター ⇒ パートタイムワーカー
モーニングコール ⇒ ウェイクアップコール
サイン ⇒ オゥトグラフ(署名は"サイン")
ビニール ⇒ ヴァイナル・・・プラスティックでもOK
ジェットコースター ⇒ ロウラァコースター
V.I.P(ビップ) ⇒ ヴィ・アイ・ピィ(Very Important Parsonの略)
ゲノム(遺伝子) ⇒ ジェノゥム
カンニング ⇒ チーティング("浮気"の意味もあり)、カニングは狡猾なという意味
メーン(主) ⇒ メイン
NG ⇒ 造語なので単純にBadと言いましょう (TVのNGシーンは"ブルーパー")
クレーム ⇒ コンプレイン
コロン ⇒ パフューム (昨今、オゥ デ コロンは男性用とされる)
ランニングシャツ ⇒ タンクトップ
アロハシャツ ⇒ ハワイアンシャツ
ワンピース ⇒ ドレス
ジーパン ⇒ ジーンズ、デニムパンツ
ズボン ⇒ パンツ
チョッキ ⇒ ベスト
ストッキング ⇒ パンティホーズ
パンツ(下着) ⇒ アンダーウェアー
Tバック ⇒ Gストリングス、ソング("ソ"は"th"の発音で)
ジャンパー ⇒ ジャケット
Yシャツ ⇒ シャーツ
トレーナー ⇒ スウェットシャツ
ズック ⇒ シューズ
ポッケ ⇒ ポケット
ウエスタンブーツ ⇒ キャウボゥイブーツ
チャック、ファスナー ⇒ ジッパー
ナプキン(生理用品) ⇒ パッド
セカンドバック ⇒ パース、ポーチ(男性が持って歩くのは日本だけ?)
ベテラン ⇒ エキスパート(ヴェテランは"退役軍人")
アレルギー ⇒ アレジィ
エネルギー ⇒ エナジィ
ビタミン ⇒ ヴァイタミン
ウィルス ⇒ ヴァイラス
エネルギッシュ ⇒ エナジェティック
オーバー(表現) ⇒ イグザジュレイト
アバウト(適当) ⇒ レイジィ(怠惰)、イリスポンシブル(無責任)、ランダム(出鱈目)、ヴェイグ(曖昧)
スタイル(体形) ⇒ プロポーション、フィフュア(スタイルは"様式、独特の雰囲気、文体、型、流行、芸風")
スマート(体形) ⇒ スリム、スレンダー、スキニー(スマートは"聡明"の意)
プロフィール ⇒ プロファイル
オープンカー ⇒ カンヴァーティブル
ガソリンスタンド ⇒ ギャス ステイション
バックミラー ⇒ リアヴュゥ ミラァ
ナンバープレート ⇒ ライセンス プレイト
ハンドル ⇒ ステアリングウィール
ウィンカー ⇒ ターニングシグナル、ブリンカー
サイドブレーキ ⇒ パーキング ブレイク、イマージェンシィブレイク (emergency)
ボンネット ⇒ フッド
パンク ⇒ フラットタイア
フロントガラス ⇒ ウィンドシールド
バイク、オートバイ ⇒ モータァ サイクル
ドライヤー(髪の毛用) ⇒ ブロウドライヤー (ドライヤーは"衣類の乾燥機")
アパート ⇒ アパートメント (アパートは"離れる")
マンション ⇒ アパートメント (マンションは"豪華なお屋敷")
コンロ ⇒ キッチンレンジ、キッチンストーヴ (焜炉は日本語ですって)
ボールペン ⇒ ボールポイントペン
アルコール ⇒ アルコホォル
サイダー ⇒ ソーダ、ポップ (サイダーは発酵したリンゴジュース)
リキュール ⇒ リカー
シャンパン ⇒ シャンペイン
ブランデー ⇒ ブランディ
ビール ⇒ ビア
シュークリーム ⇒ クリームパフ (シュークリームは"靴磨き"?)
ケーキ ⇒ ケイク
ホットケーキ ⇒ パンケイク
ライチ ⇒ ライク
パン ⇒ ブレッド (スペイン語圏内なら"パン")
フライパン ⇒ パン
ゼリー ⇒ ジェロ
フライドポテト ⇒ フレンチフライ
ピーマン ⇒ ベルペッパー
サボテン ⇒ キャクタス
キャベツ ⇒ キャベッジ
ピザ ⇒ ピッツァ
ビュッフェ、バイキング ⇒ バフェェ
パフェ ⇒ サンデー
UFO ⇒ ユゥ・エフ・オゥ
シュール(リアリズム) ⇒ サリアル(正しくは"サゥリオゥ"と発音)
メロドラマ ⇒ ソープオペラ
バラエティ番組 ⇒ トークショウ(?)
タレント ⇒ TVスター、ポップスター
リンス ⇒ コンディショナー (リンスは"すすぐ")
ロス(アンジェルス) ⇒ L.A (…二子玉川を"ニコタマ"ではなく"フタ"と言うようなモンかも)
テロ ⇒ テロリスト
アジア ⇒ エイジア
ヨーロッパ ⇒ ユーロップ
オアシス ⇒ オエイシス
ビル ⇒ ビルディング(ビルは"札"、"支払い請求"、人名・ウィリアムの略)
エッフェル(塔) ⇒ アイフル(タワー)
ゲレンデ ⇒ スロープ
ジャンヌ・ダルク ⇒ ジョ-ン ドゥ アーク
ヘラクレス ⇒ ハーキュリィズ
マドンナ ⇒ マダァナ
バッハ ⇒ バック
ゴッホ ⇒ ヴァン ゴォ
マトリックス ⇒ メイトリックス
キーホルダー ⇒ キーチェーン
ホッチキス ⇒ スティポゥ
OL(オフィスレディ) ⇒ オフィスクラーク
サラリーマン ⇒ ビジネスマン、オフィス ワーカー
ノルマ ⇒ アサイメント
ジョッキ ⇒ マグ
コック(料理人) ⇒ クック、シェフ (コックは"栓"、俗語で"男性器"なので注意)
ハンディカム ⇒ キャムコ−ダァ


※おまけ考察

カタカナ表記の英語にはスペースか「・」を入れたい

英語の文章では、単語と単語の間を半角スペースで区切るのが普通なのに対し、
日本語では息継ぎと同じタイミングに句読点で文を区切ります。
なので、極端な例ですが「カリフォルニアステートユニバーシティー」などと、
2単語以上から成る名称を一繋ぎで書きがちです。
でもこれ、読み難いうえ、区切りが何処だか解らないと、意味が変わってしまうことも。
なので「カリフォルニア・ステイト・ユニヴァーシティー」 といった具合に「・」、
または半角スペースで間を空ける様に提唱したいと思っています。
人名だったら「ジョニー・デップ」などと「・」を入れるのが常なのに、おかしいと思いませんか?
思わなかったら、今後は思うようにしましょう。 全ては読み易さの為です。

コバンの謎

地域の安全を見守る町の交番ですが、いつの頃からか「KOBAN」と書かれた看板が掲げられています。
これ、意味が解りません…と言うか相当頭悪いです。
外国人向けの英語表記であれば「Polise Station」であるべきで、これではただのローマ字表記。
しかも「こうばん」の「う」は何処に行きましたか?100万歩譲って「KOUBAN」でお願いします。
それでも外国人には何の事やら理解不能だと思いますが。
このままでは"猫にコバン"ですよ。


既に日本食?

日本ではお馴染み、以下のメニューですが、実際諸外国ではこういった食べ物は在りません。
ご当地では、知られざる「Made in Japan 外国料理」にご注意あれ。

・スパゲティ・ナポリタン (イタリア人はケチャップでパスタを食うなんてキモい!との事)
・アイスコーヒー (カフェ等では頼めば在る場合も…でもコーヒーと言ったらHOTです)
・天津飯 (ガチで天津にて確認してきました)
・ロシアンティーはジャム入りと言うのは日本人の間違い


これは日本食

日本人には普通にお馴染みのハンバーグですが、どうやらこれは日本食らしいのです。
アメリカ大陸ならパンに挟んで「ハンバーガー」なのですが、パンが無いのでバーガーではない。
これは
アメリカで言うところの「ミートローフ」に近いのですが、ちょっと違う。
ではグラウンドビーフ (ミンチ肉)ステイクとなるのか、ミートボールステイクとなるのか・・・?
ともかく北米大陸では誰もこの料理を食べないようです。

とりあえずハンバーグの起源は、ドイツ・ハンブルクで労働者向けの食事として流行っていた
タルタルステーキを焼き固め、ソースをかけて味付けした料理からだといわれているそうなので
少なくともその地域では通用しそうですが、合衆国のファミレスで「ハンバーグ下さい」なんて事は
ないようお気をつけ下さい。

ヤな感じ

ビヤホール、タイヤ、ヘヤスプレー・・・に代表される「ヤ」が入るカタカナ英語に異議アリです。
これら英語で見てみましょう。
"Beer", "Tire", "Hair"
何処にも「y」は入っていないどころか、巻き舌の発音だと気付かされます。
そうです・・・日本語でビア、タイア、ヘアの「ア」は、ついつい「ヤ」の発音に近い為、
一緒くたに「ヤ」の表記にされてしまった可哀相な単語達です。


因みに「ビヤホール」は和製英語なので通じません。
「ビアガーデン」の方が通じるのではないでしょうか。


お菓子の話じゃありません

「オブラートで包む」 という日本の表現がありますが、アメリカでは 「シュガーコート(する)」 といい表します。
動詞になるので、主な用法は 「〜ing」 や 「〜ed
が付きます。
あまりキツくならないよう人に伝える場合は、なるべく甘〜く包んであげましょう。



「シャンパン

アメリカでは「シャンペイン」と発音され、日本では「シャンパン」と発音されるのこお祝いには欠かせない、
リッチな気分にさせてくれるお酒・・・
フランスのシャンパーニュ地方で作られたもの以外は、全て「スパークリング ワイン」と呼ぶのが正解なのだそうです。


「Sweet talker

異性に対してのお世辞などは「口が上手い」と言いますが、中国では「 口が甘い」と言うそうです。
英語ではこの手の表現に「Sweet」を多用する傾向があるので、良く似ていますね。
一長一短ですが、外国語では日本語よりも表現が豊かな場合があるよ…という考察でした。



「レッツ ・・・!

この表現は日本人が大好きですが、殆どが 「Let`s」の後に動詞を入れない為おかしくなっています。
これでは和製英単語ではなく 和製英文法ですね。

以下全文正しい例
・ 「Let`s play tennis」
「Let`s have some fun」
「Let`s enjoy dinner」

因みに 「Let`s go〜」の後はいきなり目的地を言ってしまう間違いも多いですが、
日本語で言うところの「〜へ」という意味の「to」を忘れずに。

「Let`s go to the moon」
「Let`s go to your room」

しかし目的地へ行く以外に、動作を表す為の例外があります。

「Let`s go shopping」
「Let`s go snowboarding」
「Let`s go surfing」


というように、「〜をする」という意味でing形の動詞が入るものがあるので気をつけましょう。



「ロスとL.A.

日本人は言葉を色々省略するのが言語文化の一つですが、これはおかしいというものを一つ。
例えば 「二子玉川」 は 「ニコ」 ではなく 「ニコタマ」 ですね。
これをLos Angelesで言うと 「ロス」は上記 「ニコ」 同じことなのです。
「Los」だけではスペイン語の定冠詞・男性複数ですが、英語で言うところの「The」と同じで、
後に名詞がが来なければ意味がありません。
勿論アメリカン人には通用しないので、今後は英語っぽく、そしてカッコ良く「L.A.」と呼び直しましょう。
因みに、表記の際には省略したことを示すドット(つまり点)を忘れずに。



「四葉のクローバー

和製英語とは違いますが、タトゥのポピュラーな模様の一つであり、幸運の印として女性が好んで入れるようです。
しかしこれ、アイルランドの象徴シャムロックなので、これを入れて外国人に見せたなら・・・

「おまえはアイリッシュか」

と容赦なくツッコまれます。
St. Patrickさんもビックリです。
一生消えない恥ずかしい思いをするので、入れる際にはご注意あれ 。


「一番ベストです」、「一番ベターです」「よりベターです」

・・・
という人がホントによく居ます。
TVやラジオでも言っている人が居ますが、
これは無知から生じる意味重複です。
中学校で習うことですが、そもそも"Best"というのは最上級の"一番"という意味で、"Better"は比較級の"より・もっと〜である"という意味なので、日本語か英語の片方だけ使うようにしてください。お願いします。


「マイカー、マイホーム、マイ・・・」

外国人に "Do you have a my car?"と尋ねてみましょう。

"俺がお前の車を持ってるわけが無いだろう"

と返される事請け合いです。
参考までに正解は"Do you have your own car?" 。
そうです、何でも"マイ"を付ける事自体間違いです・・・これ以上言わなくても解るでしょ?


「ダイエット」と「エクササイズ」と「ワークアウト」

勘違いしている人がホントに多いのがこれ。
ダイエットとは食事制限などによる体重の減量です。
運動による減量をするのであれば「エクササイズ」が適当であると思われますが、「ワークアウト」がベストな使い方です
食事と運動、両方行えば効果は期待できますね。
英会話同様、「You`ve gotta nice cut !」、「You are toned!」 と言われるような身体作りもがんばって下さい。



「英会話上達法」

「どうすれば上手く英語が喋れるの?」

「最適な勉強法は?」

・・・等という質問が何処かしこで飛び出す昨今ですが

「そんなもん英語なんて話せなくても通じれば何でも良いんだ」、

・・・なんて間の抜けた答えも往々にしてまかり通っています。


確かに会話の目的は通じさせることなのですが、それは聞き手が親切で忍耐強い上に理解力が備わっていないと無茶な話です。
片言しか話せない外国人と、ご自分が逆の立場になったと考えてみれば納得出来る事でしょう。

さてそこで、知っている英語だけで如何に会話を成立させるかが鍵なのですが、答えは貴方の国語力…及び文章構成能力次第で英会話の世界が随分と変わります。
決まりきった例文を覚える記憶力はここでは少しの役にしか立ちません。言語の応用力が必要です。


では例…

友人との会話で
「7日間だけ仕事が入ってさ、今丁度働いているところなんだよ。」

という話をされたので、貴方はその友人がいつまで働いているのか訊くとします。
しかし、この文をどうやって作れば良いか判らない場合、文章構成能力を駆使し、以下の様に質問を再構築し、一番自分の英語力に見合った質問をしましょう。

「いつから働き出したの?」
-「When did you start working?」, 「When did you get on it?」, etc…

・「その仕事はいつ終るんだい?」
-「When are you expecting it to be finished?」、「What day will you be free then?」, etc…

・「あと何日働くの?」
-「How many more days do you have to work?」,「How many (more) days (do) you still got?」, etc…

・「もう何日働いた?」
-「How many days did you work already?」, 「How many days did you pass (already) ?」etc…

お解りでしょうか?
質問が違っても意味するところは全く同じですね。
あまり、これ!といった決まり文句に縛られてはいけません。
この場合、どの質問でも単純計算で友人がいつからいつまで働くのかが判るのですから。

このように、英語並びに多言語を習得する場合に一番必要なのは文章構成能力です。
私自身この能力のお陰で毎日の英会話が随分助かりました。
この能力は常に頭の中で例題を考え出し訓練する事が出来るので、英会話上級者の皆さんも、日々励んでみてください。



「ハリウッドスターの名前を正しく読もう!」
些細な間違えですが、名前は正しく呼ばないと失礼です。

ハイジ・クルム ⇒ ハイディ・クルーム (スーパーモデル)

レティシア・カスタ ⇒ ラティーシャ・キャスタ (スーパーモデル・女優)

★ マリア・シャラポワ ⇒ マリア・シャラポーヴァ (テニスプレイヤー)

★ ダニエラ・ハンチコワ ⇒ ダニエラ・ハンチュコーヴァ (テニスプレイヤー)

★ クリスティーナ・アギレラ ⇒ クリスティーナ・アギュレラ (歌手)

★ キーラ・ナイトレイ⇒ ケイラ・ナイトリィ (女優)

★ ジャダ・ピンケット・スミス ⇒ ジェイダ・ピンケット・スミス (女優)

★ ハル・ベリー ⇒ ハリー・ベリー (女優)

★ アンナ・クルニコワ ⇒ アナ・コーニコーヴァ (テニスプレイヤー)

★ ルーシー・リュー ⇒ ルーシー・ルゥ (女優)

★ レベッカ・ローミン ⇒ レベッカ・ロメイン (女優・スーパーモデル)

★ パトリシア・アークエット ⇒ パトリシア・アーケット (女優) ※勿論、姉と旦那も苗字は同じ読み

★ ダリル・ハンナ ⇒ ダリル・ハナ (女優)

★ サルマ・ブレア ⇒ サルマ・ブラー (女優)

★ ペネロペ・クルス ⇒ ペネロピ・クルーズ (女優)

★ マドンナ ⇒ マダァナ (歌手)

★ ブリトニー・スピアーズ ⇒ ブリッニー・スピアァズ (歌手)

★ ユマ・サーマン ⇒ ウマ・ターマン (女優) ※ウマは古代インド神が由来だそうです。 タはThの発音で

★ カーラ・グギノ ⇒ カーラ・グジーノ (女優)

★ デーブ・スペクター ⇒ デイヴ・スペクター (日本で有名なアメリカ人)


※発音の際の注意

「V」
代表的なところで「ビデオ」や「ベランダ」、「ウィルス」、「ラスベガス」は「ヴィデオ」、「ヴェランダ」、「ヴァイラス」、「ラス ヴェガス」と言うように、下唇を一回上の前歯で軽く押してから発音しましょう。日本人にこの発音は容易い筈です。

「F」
V
と同様に前歯が下唇を触ります。
口をすぼめた「う」の形ではありません。

「Th」
代表的なところで「The」、「That」、「4th(等の番号)」、「Theater」、「Third」、「Think」等が有りますが、日本語には無い発音なので難しいですが頑張りましょう。
やり方は、軽く出した舌の上辺で前歯の下辺を撫でるよう引っ込めながらサ行とタ行の中間の音を出します。ちょっと苦しい説明ですが、口から素早く舌を出し入れしながら息を吐く動作を繰り返す音に近いと思います。

「R」
「Ra」、「Ri」、「Ru」、「Re」、「Ro」の発音は口を小さくすぼめた状態から「ゥラ」、「ゥリ」、「ゥレ」、「ゥロ」とすると良いようです。

「L」
単語の最後などに来ると、場合によっては「ゥ」で発音されます。
例:「ニードル」は「ニードゥ」、「ディーゼル」は「ディーゾゥ」、「モービル」は「モーボゥ」、「スタイル」は「スタイゥ」


●おまけ-----日本人の名前についての考察(海外で正しく名を呼ばれない方は必読)

日本人の名前で使う「R」は「L」に表記し直しましょう(たまに例外有り)
何故なら、日本語には「R」の発音は無いし、英語の発音では「R」は「ゥラ」、「ゥリ」、「ゥル」、「ゥレ」、「ゥロ」と始まるからです。
因みに、日本滞在経験のある外国人から、地名や駅名等に"R"が入るのは奇妙だと教えらた事も有ります。

例・Morita Reiko(森田礼子)-----Molita Layko(因みに、"Leiko"だと"e"を"イ"で発音されてしまうので変えました。ここも注意のポイント。)

では、あなたの名前がもし池田大輔だったらどう表記すべきか?
Iqueda Daisqueと、かなり強引ではあるがスペイン語風に表記するのが発音に一番近いと思われます。
因みに何故"u"が無いかと言うと、"〜輔、介、助"等は、英語の規則上"スーク"、"スーキ"と読まれてしまうので排除(個人的経験による)。

日本人の名前で加藤、佐藤、武藤などの「○籐」は"toh"ひどければ単に"to"と表記されますが、それもどうかと思うので、"tow"若しくは"tou"に直しましょう。
何故ならひらがな表記だと、かと、かとー、さと、さとー、むと、むとーではなく、かとう、さとう、むとう・・・でしょ?
例・Satoh Yoko(佐藤陽子)-----SatouYouko

●おまけ2
アルファベットの組み合わせによる発音の規則
「a」-----「エィ」例・セイヴ
「e」-----「イ」
「Ca」-----「キャ」例・キャリフォゥニア
「Ga」-----「ギャ」例・ギャップ
「Ge」-----「ジェ」例・ジェネラル
「Cu」-----「カとクの間」例・カリアァ、カリィ(Cure等の例外有り)
「Ti」-----「ティ」(「チ」ではありません)例・アーティスト

御意見、感想、御要望等はこちらまで・・・gen@geno-web.com